89番目の星座

SING LIKE TALKING 89番目の星座歌詞
1.89番目の星座

作詞:藤田千章・佐藤竹善
作曲:藤田千章・佐藤竹善

段々と白んでいく空
夜の散り際
曖昧で危うい恋を占うみたいさ
だから
真昼に見える星座を
捜そう
現実がボクらを隠す前に
行くよ

流れる星よ キミに届け
この切なさを乗せて
近くにボクがいないときも
キミを抱き締めたいから
あの蒼い月をきっと見ている
そう願うふたりの距離は
たぶん
なくなるんだ

宵闇に紛れたまんま
不安が募った
会いたいって気持ちを
ずっと
並べてみるんだ
88個が決まっている
星座だとしても
この胸に煌めいたものは
確か

流れる星よ キミに届け
この愛しさを乗せて
近くに誰がいたとしても
ボクを感じて欲しいから
輝く月の光よりも速く
キミの傍へ
すぐ
行けるから

賽は投げられた
もう引き返せないボクら

疾走りだす風よ 運んでいけ
ボクらを宇宙の先へ
昨日も今日も明日もないくらいに
ひとつになろう
息を吸うたびに
ボクらだけの物語を記そう
ただ
ひとつしかない

疾走りだす風よ

流れる星よ


2.Finally

作詞:藤田千章・佐藤竹善
作曲:藤田千章・佐藤竹善

この頃 ボクはおかしいんだ
辺りが急に色付いて見えるのさ
名も知らない 紅い花を買った
柄じゃないけど ふと 育ててみたいなんて
さよなら
孤独な自由
追いかけた自分に縛られていたのさ
キミの温もりにいつも 逃げ込む小犬さ
やっと向き合えそうな 裸のボクは
弾む気持ちの中で
キミといたいのさ

周りが気にもならないんだ
どんな困難にも 今のボクは潰れない
さよなら
あるべき姿
頑なに自分ができるフリしていた
優しいキミは折れない たおやかな小枝
限られた時間と ボクの存在は
誰のためでもなくて
キミといたいのさ

殺風景な場所は
本当は不思議と想像の国さ
ボク次第だった

追いかけた自分に縛られていたのさ
キミの温もりにいつも 逃げ込む小犬さ
やっと向き合えそうな 裸のボクは
弾む気持ちの中で
キミといたいのさ

Finally